ジェットだ。
久しぶりの更新となるが、実はこの間ほとんど活動していなかった。
単に仕事が忙しかっただけ、というか売上の調子が悪くて自分で忙しくしていただけだ。
ここ最近仕事がひと段落したので活動を再開しようと思っていたところに以前街コンで出会った男性から、
「明日合コンいきませんか?」
とLINEが来たので乗った。
その日街コンに行こうか迷っていたが、合コンの肩慣らしをしておこうと思って街コンにも申し込んだ。
今日は合コンについて話したいから街コン体験談はひとまず置いておこう。
タイトルにある通りほぼ初の合コンは撃沈に終わった。
ただの撃沈ではない。
男女の恋愛の場というシーンにおいて、飲み会という場において、これほどしんどかった経験はかつてあっただろうか。というくらいの撃沈ぶりだ。
愚痴っぽくなってしまいそうだが興奮冷めやらぬうちに詳細を話そう。
5対4の関係性の薄い合コン
合コンの男女比は以下の通り。
男5(うち幹事役一人)
女4
街コンで会った男性に誘われたと言った通り、合コンのメンツはそのほとんどが幹事(俺を誘った男性)が街コンで知り合った男性だった。一人を除いて。
なのでお互い面識がほとんどない。俺を入れて男5人のうち3人は同じ街コンで知り合ったメンバーらしく、お互い少し話したことがある程度には知っていたようだ。俺はもちろん全員初対面。これでは街コンとあまり変わらない。
女性陣は幹事が街コンで知り合った女の子(アラサー)が揃えたメンツ。正確な歳までは分からないが全員アラサーだった。
ちなみに女子のレベルは全員が中の中。街コンにいても真ん中くらいか。
4人中2人はちょっといいかな~くらいの子がいたが積極的に行こうとはあまり思わないくらいのレベルだった。
座席配置がまず悪かった
後から振り返って思ったんだが座席配置が俺はかなり不利だった。
最初の席は以下の通り。青が男、赤が女だ。
9人が正方形状のテーブルを囲む形になっているため、この配置では女子と近くで話せるのが角の二人だけになる。
俺やその左隣二人はテーブルを挟んで対面の女子と話す必要があるので、声を張り上げなければならない。大声でテーブルを挟んで会話する必要があるため、個々で話が出来ないのだ。
この時点で俺は女子を会話するのをほぼ諦めた。
両隣の男性と話すことがほとんどだった。
席替えしても状況は変わらず
幹事は当初から途中で席替えを予定していた。
俺は席替えで状況が変わることを期待したが、状況はほとんど変わらなかった。
席替えで以下のような配置になった。
席替えによって俺は左右の女子と話すことができるようになった。
しかし俺は席替えの途中、左の女子、A子の一言によって嫌悪感が湧いていた。
俺「あれどっち座ったら良いかな?」
A子「どっちでもいいでしょ。」
俺「そだね~」
そもそもルックス的に圏外だったため、A子とは口を利きたくもないというレベルで毛嫌いしていた。※多分彼女に悪気はありません…
なので右の女子、B子に話掛けようとするが、その右隣のガンダムが好きなアキバ系な感じの男によって制された。
よって席替えからendまで以下のような構図が続いた。
魚屋の人は特別格好いいわけではないしモテるとも思えないのだが、メンツの中ではコミュ力が一番高く、スポーツもやっていたので一番まともそうに見えた。
俺と一緒に暇人だった男性は一番おじさんっぽい感じ(36歳らしいが40以上に見える)で一番モテなさそうではあった。
ガンダム君に関してはまさに非モテな感じで秋葉原で一番売れてそうな変なスニーカーを履いている感じの人だったが、俺の右隣にいたB子をしっかりキープしていた。
B子はつまんなそうという感じではないが、会社の飲み会とかで見られる社交辞令っぽい受け応えをしているように感じた。
A子とは全く話す気がなかった俺は、会話の合間やガンダム君がトイレに立った時にB子と少し話してみたが、なんとなく合わなそうというか、興味がわかなかったのでやっぱりガンダム君にゆずることにした。
ただここですんなりB子と恋愛の話に持っていけたので、やっぱり俺は普通に二人で話し込めばなんとでもなるかなとも思った。
しかし結構暇だった笑
退屈そうにスマホで記事を読んだりしていたので、良い人幹事が会話に加えてくれようと頑張っていた。その気遣いが俺は好きで少し応えはしたが、やはりかなり冷めてしまっていたのであまり盛り上がれなかった。
とかなんとかしているうちにタイムオーバー。
俺以外の男性陣はみんな楽しめた印象だった。
エレベーターで降りてそそくさと帰る女子を見て「良かった」と思えるお前たちは一体何をしてきたんだ…
ほぼ初の合コンで学んだこと
今回俺はほぼ初の合コンだった。
学生時代にほとんどしたことなく(一度だけ)、会社員になってからも一度も合コンをしたことがなかったため、本当に新鮮な感じだった。
合コンはつまらない…
と皆、口をそろえて言う意味がわかった気がする(そうじゃないと思うが)。
合コンはチーム戦
事前に情報は得ていたが、合コンはチーム戦だ。チームワークがとても大事だ。
今回のメンツはほぼみんな男性陣が初対面のようなもので、チーム戦も何もなかった。開始30分程度前に集まって少し話しただけではダメだ。
そもそも男性陣のつながりを「街コン」と正直に話した時点で負け戦確定だろうと思った。
魚屋は街コンにいつも行ってる風な話ばかりしていて、俺はちょっとドン引きした。
そんなにバカとは思わなかった…
街コンや合コンにいつも行ってる男を好きになる女子は普通いない。
合コンでは席が重要であり、サポート、譲り合いが必要である。
魚屋は両手に花を持って楽しそうだったが、二人を一緒にお持ち帰りすることが出来ないため片方に絞るべきなのだ。隣のおじさんが退屈してしまったではないか。
場違いな場所ではアルファ感は出せない
俺は会社に勤めていないせいか、アルファ感(リーダー感)を出すのが得意だ。というか自然にそういうポジションになることが多い。
これまで3回ほど一人で街コンに参加したことがあるが、なぜか俺を中心に話が進む。
気がつくと全員が俺の話を聞いている、という自体になりがちで「俺の話はいいから!」となるケースがほとんどだ。普通の友人同士の飲み会でもそうなることが多い。
しかし今回何故か全然そうならない。
要因を考えてみたのだが、一つは都内ではなく地方都市で開催されたことが大きいように思う。
俺は仕事を聞かれると、
「自営業でウェブ関係の仕事をしている」
「フリーでIT関連を」
みたいな感じで答えるのだが、都内だと男女問わず大半の人が興味を示す。そのためか一目置かれ、男女ともに話を耳に傾けられやすい傾向にあるのだ。
しかし今回、開催が地方都市で女性陣はみんな地元民だった。
そのせいか、
「自営業でウェブ関係の仕事をしている」
「フリーでIT関連を」
と言っても全くピンと来ていない様子だった。
「趣味はテレビを見ること」
のような女性にとってよくわからない仕事をしている人よりも魚屋の方がわかりやすくて良いのかもしれない。
また、会社に勤めていないせいで会社員のしんどさに共感出来なかった。こればかりはどうしようもないが、合わせて行くしかない。
それでも満足気な男性陣
繰り返しになるが俺以外の男性陣はみんな口をそろえて、
「今回の合コンは良かった」
と言っていた。
普段は話すらまともに出来ないことがある、というようなことを事前に言っていたのでたくさん女子とお話出来た彼らにとっては上々なのかもしれない。
しかしそんなことでは中々女はゲット出来ないだろうなと思った。
「合コンはつまらない」
と口を揃えて言う男女の気持ちがはっきりとわかった。
編集後記:頑張ろうという気になった
今回俺は恋愛の場においてかつてないほど「悔しい」と思った。
「興味がわかなかった」
「席が悪かった」
等の理由があるにしろ、俺は街コン遍歴を楽しげに話す魚屋よりも、アキバ系のガンダム君よりも女子との距離を縮めることが出来なかったのだ。
これはかなり悔しくて、血の気が引く音を感じた。
帰りにゆめかわ系の女子に声を掛けそうになるくらいには「次こそ絶対ゲットしてやる」と燃えたぎった。
ナンパできる人って多分そういう感じの強いモチベーションがあるんだな~とこの時初めてわかった気がした。
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