ジェットです。
私はいつもモテない男性向けに記事を書いていますが、先日久しぶりに頑張って婚活している女子から婚活事情を聞く機会があったので、思ったことを本記事にまとめることにしました。
内容はタイトルの通り、
「婚活女子がマッチングアプリで結婚できない本当の理由」
です。
ネットでは結婚できない女性は、
「理想が高すぎる」
「選びすぎている」
「多くを求めすぎている」
など、基本的には本人の理想が高すぎることが原因と言われることが多いです。
実際私も彼女達は理想が高すぎることが問題だと思っていました。
しかし実際はそうじゃない。
ということがわかりました。
ちなみに、
「出会う数が少ない」
も半分以上は誤りだと考えます。
結婚できない理由をネットで調べて、
「いや私そんなに高望みしているわけじゃない」
「婚活頑張っていてたくさんの人に会っている」
と思う方は最後までお読みください。
選択肢が多いと選ぶことができなくなる
「選択のパラドックス」という言葉をご存知でしょうか?
欧米ではこれまで「選択肢が多いほど人は自由で幸せである」とされていましたが、近年、選択肢が多すぎると逆に不幸を感じる「選択のパラドックス」と呼ばれ論説が注目されています。
選択のパラドックスを端的にまとめると、
- 選択肢が多くなると選ぶのが難しくなる
- 選ぶ時間が損失に繋がる
- 選んだ後も後悔しやすい
というマイナスの心理作用が働くというもものです。
婚活の現場では特に「選択肢が多くなると選ぶのが難しくなる」というのが顕著に現れているように思います。
無数に出会えるのに婚姻率は下がっている
2021年現在、インターネットの普及によって特に女性は時間がある限り無数の男性と出会うことができます。
マッチングアプリを使って週末2日間で6人、平日に週2人くらい会えば1ヶ月で20人くらいの男性と会うことが出来ます。
1年頑張れば240人。
インターネットのない時代では、大多数の人が家族や会社と繋がる人としか出会えなかったわけですから、1年で出会える人の数はせいぜい数十人程度でしょう。
現代はマッチングアプリの他に婚活パーティや若い人でも利用しやすい結婚相談所などもあります。
結婚できない理由が「出会いの数が少ない」というのであれば、インターネット普及前はもっと結婚できない人が多かったはずです。
しかし現実的には婚姻率はほぼ右肩下がり。
つまりどれだけテクノロジーが発達しようと、出会いの機会が増えようと結婚する人は下がっているのです。
しかし(データにはなくても)アプリや婚活パーティによって、結婚を考える男女がデートする機会は間違いなく増えていると考えます。
出会いの回数が少ないことが結婚できない理由であれば、2000年代より90年代以前の方が婚姻率が高いのはおかしいと思いませんか?
婚活女子が結婚できない理由として、「出会いの数が少ない」は誤りであると言えます。
誰でも良い、は選択肢が増えるだけ
「私は高望みしていない」
「まともであれば誰でも良いと思っている」
「年収500万以上?とんでもない、私は350万以上あれば良い」
こう考える人ほど実は結婚は難しくなると考えます。
というのも、条件を広げることで選択肢が増え、逆に選ぶのが難しくなってしまうからです。
例えば「年収1000万以上」という条件を持っている人と、「年収300万円以上」という条件を持っている人では、一見、前者の人の方が結婚が難しいのではないかと感じます。
しかし「年収1000万円以上の人」というのは数が少ないため、アプリや結婚相談所でも出会える機会が少ないです。
ただ、出会える機会が少ない分、出会うことができれば「対象」になりやすいんですよね。
「もしかしたら二度と出会えないかもしれない」
という男性が相手であれば、その人に向けてアプローチをするしかなくなります。
一方で「年収300万円以上であれば良い」と思っている女性は、「出会える対象」が無数にあるわけですから、それ以外の条件を用意せざるを得なくなります。
もちろん「年収300万円以上で次に会う人を対象とする」であれば、その人を対象にするしかありませんが、通常「300万円以上は満たしていたけど、ちょっと性格がなあ・・次いこう」となってしまうわけです。
【婚活女性に全く選ばれない私の事例】
筆者はペアーズなどを活用しておそらく数十人の婚活女子と会ったことがあります。
が、ガチで婚活をしている婚活女子からは一度も選ばれることはありませんでした。ちなみに私は、
・年収1000万以上
・経営者
・身長175cm以上
・アラサー(30代前半)
というスペックです。
客観的に見れば「モテますよね?」と言われそうなスペックですが、数十人お食事をした婚活女子の中で、2回めのデートにつながった人は一人だけでした。
「私もいい年ですし、もう選べる立場じゃないんですよね!」
「よっぽと変な人でなければ何でも良いんですよ!」
と言っていた女性に二回目のデートを誘っても既読無視。
というのが日常茶飯事。
彼女たちは「選んでない」と思っていても、心のどこかで「何でも良いわけだからこのひとじゃなくても良い」と思っているんだと思います。
ちなみに私は結婚を考えてない20代前半と30代後半以上の女性には高確率で選ばれます。
以前私は「結婚を考える人は自分は合わないのかな」と思っていましたが、そうではなくて結婚を意識しすぎている女子は単に選ぶことができなくなっているだけと気が付きました。つまりどんな男性が臨んでも選ばれない(笑)
実際に結婚できたアラサー婚活女性の事例
私の友人には実際に婚活が成功したアラサーの女性が数人います。
せっかくなので3名ほど、事例を紹介します。
東大卒でプライドが高くない男性と結婚
1つ目は自身が東大卒で婚活を行っていた女性です。
結婚相手はマッチングアプリで出会った男性。
条件は、
- 東大卒以上
- プライドが高くない人
- アラサー
- ちゃんと就職して働いている
というものでした。
まず東大卒以上という人はマッチングアプリでもそれほど多くはないと思います。
そのうち「プライドが高くない」というのを加えると、かなり限られてくるんですよね。
そのため、この限られた男性の中から選ぶわけです。
この条件を満たしている男性はそれほど多くないため、アプリで知り合って話してみて、プライドが高くないと感じたら候補に入れる。
その候補の中から選ぶわけです。
もちろん「東大卒」というのはブランド価値があり、女性にかなり人気です。
しかし「東大卒」でも年収が低かったり、見た目や性格に難があればあまりモテません。
この結婚した女性の結婚相手は、上記4つの条件は満たしていましたが、かなり変わった性格で、見た目もお世辞にも格好良いとは言えません。
しかし結婚相手に求める条件を満たしていたため、結婚しました。
自分のライフスタイルに合わせられる男性と結婚
2つ目はフリーランスで転々としているノマド女子の事例です。
彼女はいろいろな場所を見たいということで、自分の移動生活に合わせられる結婚相手を求めていました。
通常「好きな場所で好きな時間に仕事ができる」という人はそれほど多くありません。
また加えて彼女は以下の条件を持っていました。
- 自分と年齢が近いアラサー
- 一緒にいて楽しい
特に「一緒にいて楽しい」が重要だったようで、これまで何人かの男性にアプローチされたことがあったようですが、それが理由で断っていたりもしました。
しかし「自分のライフスタイルに合わせられる」「一緒にいて楽しい」を満たす同世代の男性が見つかり、結婚しました。
ちなみに彼は収入が不安定で、将来性もそれほど明るいとは言えません。
もし彼女が上記条件に加え「収入が安定していて将来性がある人」という条件があれば、結婚は難しかったかもしれませんね。
アプリや婚活パーティは利用しないと決めていた女性
最後の事例はアプリや婚活パーティなど、出会いのツールをはじめから利用しないと決めていた女性が結婚した話です。
ちなみに彼女が結婚したのは32歳。約2年の交際期間を経て結婚しました。
彼女が現在の夫と出会ったのは知人の紹介で加入したテニスサークルです。
アプリや婚活パーティなどを使わなければ出会いの場は極端に減ります。一昔前はこれが当たり前だったのですが・・・
こういったサークルなどに加入しても、出会える男性の数は限られてしまいます。
学生や既婚者も多いですし、加えて、
- ちゃんと定職に就いている人
- 一緒にいて楽しい人
- 常識、理解のある人
といういわゆる普通の人は中々見つからないものです。
ただ選択肢わずか数人という中から選ぶのはそれほど難しくはありません。
婚活期間2年で10人の中から選ぶのと、100人の中から選ぶのは断然前者の方が簡単なんですよね。
大多数の婚活女子は選択肢を狭めた方が良いです
私は経営者で、仕事がかなり自由ですが、それと引き換えに何をどうするか決める必要があります。
その際意識していることは、
「選択肢を絞る」
ということです。
100という選択肢から一つ一つ確認して選び出すのは相当労力が掛かりますし、途中で嫌になってしまいます。
そのため、何か始める際は必ず条件を決め、選択肢を狭めるようにしています。
就職先を選ぶ際も、対象件数が多いと選ぶことができなくなってしまうので、場所や報酬はもちろん、職種、業種、必要な経験、社風、社員数などを絞って受けられる会社を限定しますよね。
婚活も出会う男性を絞ってみることをおすすめします。
例えば、
- 年収や職種、学歴で絞る
- 少し変わった趣味、嗜好で絞る
- 今月に会った人で絞る
- 次会う5人に絞る
など何でも良いです。
多くの女性は選択肢を絞っても「会ってくれる男性がいない」ということはないでしょう。もちろん絞りすぎると難しくなってしまうかもしれませんが。
結婚できない婚活女子の多くは「選り好みしすぎて対象がいなくなっている」ではなく「選択肢が多すぎて選べなくなっている」というケースが大半だと思います。
- 年収800万以上
- 早慶以上
- 35歳以下
- 身長高め
- イケメン
- 女性の扱いが慣れている
- 遊ばない、誠実
のような条件だと見つけるのは難しく、またライバルが多すぎて「これは理想高すぎだよね」と思いますが、そうでなくて結婚できない人、「まともであれば誰でも良い」と思っていて結婚相手が見つからない人は、条件をもっと絞ってみましょう。
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